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存命中の人物で世界最高の知性って誰なの?チョムスキー、エーコ、ウルフラム…

1 :名無しさん@涙目です。(山口県):2011/06/07(火) 21:11:48.03 ID:qRPNOYM+0● ?2BP(2)

【書評】This Is Not the End of the Book−書物は生き残れるか

 電子書籍の売り上げが紙の書籍を上回った、というアマゾン・ドットコムの先週の発表は、確かに「分水嶺」と言うべきものだった。
おそらくこの瞬間は、小部屋にあふれんばかりのドイツ人が世界初の聖書の印刷を見守った瞬間と比べれば足元にも及ばないが、
紙から電子への移行はそれなりに大きな変化だということがわかるだろう。
本は、世の中の仕組みのなかでは最近発達したものだが、根源的なものを感じる。本は、単に文化の一部ではなく、文化そのものの場所なのだ。

 ウンベルト・エーコは小説家、ジャン=クロード・カリエールは脚本家。ともに愛書家で、埃をかぶった分厚い書物と文学史の深遠な領域をこよなく愛する。
『This Is Not the End of the Book』(邦題:『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』)は、インターネット時代の読書について、両者が余談を交えながら行った対談形式の本だ。
近頃、本の持つ意味について、著作で持論を展開しない現役の歴史家や哲学者、未来学者はいないようだ。
こうした状況からすると、「本の絶滅に関する本」が少なくとも終わりではないことは確かだろう。

 とはいえ、本に関する懸念が尽きないなか、ある種の素朴な疑問が放置されることは多い。たとえば、本の「保存」が、思考、物語、知識といった「中身」より重んじられるのはなぜか、といった疑問だ。
確かに本は、一片の技術のような品格を持っている。本はスプーンのようだとエーコは言う。スプーンは、発明された時点で「進化」は止まっている。そうかもしれない。
しかし、それはつまり、スプーンと同様、我々が本当に大切にしているのは本の「中身」だということではないか。

 エーコとカリエールが真に懸念するのは、印刷物は、電子書籍よりも豊富で複雑な人類の記録を我々に残した、という考え方だ。
印刷文化は、ゆっくりで粗く、人間の知識の進歩に忠実で、時々思い出したように進む。インターネットが知能を低下させると言うことは、
デジタル以前に愚かな歴史が無かったと言うに等しい。本は、文明の頂点だけでなく、袋小路や知的な窮地も記録としてとどめておく。本は、散らかりやすく不安定で、間違いもよくある。

http://jp.wsj.com/Life-Style/node_242499

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