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うっとうしいくらい愛された比呂美さん

1 :選民 ◆7gXXvvS1Kw (WiMAX):2011/10/25(火) 20:31:28.77 ID:7DCLOIjS0 ?PLT(12000) ポイント特典

うっとうしいくらい愛された 伊藤比呂美さん

 蹴ってまた泳ぎ出すプールの壁。そんな存在です。

 18歳で摂食障害になった時も20代で不倫をした時も、ボロボロに悩んでいる時に父の小さな町工場へ行くと、何をしていても機械を止めてくれた。椅子に座り直し、たばこを一服して。

 不倫をしていた時なんか、「いや、与謝野晶子もそうだったし」なんて言う。何とかしよう、じゃなくて、娘が向かう先へ行って分かろうとしてくれた。
苦しくなったら父のもとに戻り、また社会に飛び出して行けた。悩んで傷ついた子への対し方は、間違わない人です。

 私は結婚して10年目に生まれた一人っ子。愛されました。うっとうしいくらいに。

 高校生の時、「詩人になる」って言ったら、詩なんて知りもしないのに書き始めたんです。追撃ミサイルみたいでしょ。距離が近すぎたんですね。
摂食障害は母娘関係のゆがみが一因だって言うけど、私の場合は絶対に父。今、そう思います。

 戦時中は陸軍飛行学校の教官で、教え子は特攻隊員。後年、特攻隊が敵艦に突っ込むテレビ番組を見ながら、涙を流していた姿を覚えています。
戦争で全てをなくしたんですね。この人は幽霊だな、死んでるなって感じが、どこか漂っていました。

 戦争が終わると、公職追放に遭い、なんとヤクザになっちゃった。ばくちで身を持ち崩す人を多く見たせいか、2、3年でやめましたが……。印刷屋に勤め、後に町工場を始めました。

 本は父に教わりました。本棚の島崎藤村や芥川龍之介をなめるように読みました。

 ただ、父の語る文学は「比呂美の名は芥川の長男比呂志からもらった」とか、二葉亭四迷は親に「くたばってしまえ」って言われて名づけたとか。本当に読んでたのかなあ。
すかしっぺみたいな実態。でもね、後から思うとこれがよかった。実態がないから、私はいくらでも文学の世界に入っていけた。

 14年前、私が再婚して渡米したことが父離れとなりました。いま88歳。熊本に帰ると好きな時代劇や野球の話し相手をしています。(聞き手・山下知子)

http://www.asahi.com/edu/kosodate/senaka/TKY201110180204.html

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